確定申告をしよう

確定申告をしよう！

どんな制度？

1年間（1月~12月）の医療費が多くかかった年は、その翌年に、｢医療費控除による還付申告」をすると、あらかじめ納めた税金の中から還付金が戻ってきます。出産をした年は家族の分も医療費を含めれば、いつもの年よりも多く医療費がかかっているはずなので、是非、申告をして税金を取り戻しましょう。

もらえる条件は？

その年の１月１日~12月31日の間に医療費を10万円以上支払った時

金額はいくら？

（1年間に支払った医療費　-　出産育児一時金や保険などで補填された金額　-　10万円）×所得税率

例：（1年間にかかった医療費総額　50万円)　-　
出産育児一時金３０万円　-　10万円　×　所得税率20％　=　2万円

課税所得額税率

330万円以下の場合 10％

900万円以下の場合 20％

1800万円以下の場合 30％

1800万円超の場合 37％

手続き方法は？

申請する場所：住んでいる地域の税務署（返信用の切手を同封して請求すれば、郵送で用紙を送ってくれます。提出も郵送でできる）

申請する時期：確定申告の受付期間(例年2月中旬から3月中旬まで）
＊還付申告の時効は５年間なので、さかのぼって５年前のものまで申告できる。

必要な書類：
申告書　※税務署でもらう
源泉徴収票　※パパかママが会社員の場合　（勤務先でもらう）
医療費の領収書
印鑑
医療費の内訳書
※基本的に領収書があって金額がはっきりしているものが対象。領収書や医療費の計算書は税務署に提出しなければならないので、ノートなどにまとめておくと便利。

いつもらえるの？

申告後２、３カ月後、指定口座に振り込み

どこまでみとめられる？

認められるもの	認められないもの
健診費分娩費通院の交通費入院時のタクシー代治療に必要な薬代治療のための鍼やマッサージ代医療費用具購入費	妊娠検査薬、妊婦用下着定期健診のタクシー代里帰り出産のための帰省費用紙おむつ代粉ミルク代

医療費として認められるかどうかは、治療に関係するかどうかが判断の基準になります。
税務署に問い合わせれば、相談にのってくれます。

HOME